コラム詳細

マイナンバー制度に便乗した不審電話等にご注意

2016.08.25

マイナンバーが通知されることに関連して、「口座番号を教えてほしい」「個人情報を調査する」などといった不審な電話等に関する相談が全国の消費生活センターに寄せられているそうです。


これら詐欺的トラブルに関する相談は、平成27年10月からマイナンバーが通知され始めてから急増しており、9月の9件から一気に47件も寄せられているそうです。


ここに、独立行政法人国民生活センターに寄せられた相談事例を紹介します。
----------------------------------
【事例1】行政機関を名乗り、口座番号を取得しようとする不審な電話
行政機関を名乗って、「マイナンバー制度が始まると手続きが面倒になるので、至急、振込先の口座番号を教えてほしい」との電話があった。本当か。(60歳代、女性、北関東地方)


【事例2】行政機関の職員を名乗り、資産などの情報を聞き出そうとする女性の来訪
「マイナンバー制度の導入に伴い、個人情報を調査中である」と言って、女性が来訪し、資産や保険の契約状況などを聞かれた。本当に行政機関がそのような調査をしているのか。(60歳代、女性、九州北部地方)


【事例3】マイナンバーの管理をうたう業者からの不審な電話
知らない業者から「マイナンバーを管理します」という電話があった。「専門家が管理するのか」と尋ねたところ、「私が管理する」と言ったので、不審に思い、電話を切ったが、本当か。(60歳代、男性、南関東地方)


【事例4】早く手続きをしないと刑事問題になるという不審な電話
若い男性から「マイナンバーが順次届いており、みんな手続きをしているが、あなたは手続きをしているか」との電話があった。「まだ手続きをしていない」と答えると、「早く手続きしないと刑事問題になるかもしれない」などと言われ、不審に思った。すぐに電話を切ったが、本当か。(70歳代、男性、四国地方)

----------------------------------


国民生活センターでは「不審な電話は、すぐに切り、来訪の申し出があっても断ってください」「少しでも不安を感じたら、すぐにお近くの消費生活センター(消費者ホットライン188)や警察等に相談してください」とアドバイスしています。

マイナクラウドに関するご質問は、専門スタッフが丁寧に対応いたします

お問い合わせ
メールでのお問い合わせはこちら
お申し込み
今すぐマイナクラウドを始める