マイナンバーカードとは?
いわゆるマイナンバーカードですが、正式名称は個人番号カードといいます。
一番初めに届く「通知カード」はマイナンバーが記載された紙のカードで、顔写真もなく、単体では本人確認ができません。ですのでマイナンバーの手続きでは、提示に併せて運転免許証など原則顔写真付きの身分証明書が必要になってきます。
マイナンバーカードは顔写真のついたカードで、この一枚で本人確認まで行えるほか、公的な身分証明書として使用できたり、搭載されているICチップを利用して、図書館カードや印鑑登録証などの地方公共団体が定めるサービスにも使えるように進められています。
マイナンバーカードの交付を受けることは義務ではないのですが、「国民生活の利便性の向上に資するものですので、政府としては、できるだけ多くの国民の皆様に取得していただきたい」というのが国の考えです。
また、公式な身分証明書ですから、例えばレンタル店やスポーツクラブに入会する時などの身分証明に使うことができますが、少し注意があります。
マイナンバーカードは裏面にマイナンバーが記載されており、マイナンバーカードはそれを隠すためのカバーに入れられています。入会手続きのためにマイナンバーを使用することはできませんし、自らのマイナンバー保護のためにも、カバーに入れたまま提示するのがよいでしょう。